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  5. RAID故障時のアラーム音を停止したい/RAID内の故障した物理ドライブを交換したい

RAID故障時のアラーム音を停止したい/RAID内の故障した物理ドライブを交換したい

レベル0以外のRAIDでは、いずれかの物理ドライブが故障しても、該当の物理ドライブを交換することでデータの復元が可能です。
本記事では、LSI Storage Authority Softwareを利用する場合、およびMegaRAID Configuration Utilityを利用する場合の2通りのアラーム音の停止方法およびRAID構成ドライブの交換方法をご案内いたします。

※本記事はLSI社製MegaRAID SAS 12Gシリーズ RAIDカード向けの手順となります。

LSI Storage Authority Softwareを利用する場合

※LSI Storage Authority Softwareのインストール方法につきましては、こちらの記事をご覧ください。

LSI Storage Authority Softwareを利用したアラーム音の停止方法

(1)ブラウザを起動し、アドレスバーに
http://”IPアドレス”:”LSA Web Serverのポート番号”
と入力します。

(2)ログイン画面が表示されますので、OSの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

(3)ログイン後に表示されるホーム画面より、交換したいドライブが接続されているコントローラ名をクリックし、「Controller Info」の項目横の+マークをクリックし、表示されたメニューの「Alarm」のチェックを外し、アラーム音を停止させます。

LSI Storage Authority Softwareを利用した故障ドライブの交換方法

(1)ブラウザを起動し、アドレスバーに
http://”IPアドレス”:”LSA Web Serverのポート番号”
と入力します。

(2)ログイン画面が表示されますので、OSの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

(3)ログイン後に表示されるホーム画面より、交換したいドライブが接続されているコントローラ名をクリックし、「Drives」タブを選択した後、交換したい物理ドライブの左側にあるチェックボックスにチェックを入れ、画面右側の「Start Locating」を選択します。

(4)「Locate Indefinite」にチェックを入れ、任意のLED点滅時間を指定します。

(5)該当の物理ドライブのLEDが点滅しますので、位置を確認しておきます。

(6)マシンをシャットダウンし、該当の物理ドライブを交換します。

(7)マシンを起動し、リビルドが完了するのを待ちます。
リビルドの進捗状況はLSI Storage Authority Softwareホーム画面の「Background Processes in Progress」の項目よりご確認いただけます。

MegaRAID Configuration Utilityを利用する場合

MegaRAID Configuration Utilityを利用したアラーム音の停止方法

(1)PCを起動後、”Copyright© LSI Corporation Press for Ctrl-R“あるいは”Press <Ctrl> <R> to run MegaRAID Configuration Utility“と表示された際にCtrlキー + Rキーを押し、MegaRAID Configuration Utilityを開始します。

(2)表示されたメニューの「Ctrl Mgmt」タブより「Alarm Control」の項目をOffに設定したのちに「Apply」を選択し、アラーム音を停止させます。

MegaRAID Configuration Utilityを利用した故障ドライブの交換方法

(1)PCを起動後、”Copyright© LSI Corporation Press for Ctrl-R“あるいは”Press <Ctrl> <R> to run MegaRAID Configuration Utility“と表示された際にCtrlキー + Rキーを押し、MegaRAID Configuration Utilityを開始します。

(2)表示されたメニューの「PD Mgmt」タブより交換したい物理ドライブを選択し、「Locate」の項目を選択します。

(3)ダイアログが表示されますので、「Start」を選択することで該当の物理ドライブのLEDが点滅します。

(4)該当の物理ドライブの位置が確認出来たら、「Stop」を選択してLEDの点滅を停止します。

(5)マシンをシャットダウンした後、該当の物理ドライブを交換します。

(6)マシンの起動後、通常であれば自動的にリビルドが開始されますが、自動的に開始されない場合は「PD Mgmt」タブより交換した物理ドライブを選択し、F2キーを押して「Rebuild」の項目を選択してください。

更新日 2022年10月15日

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